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人間環境制御装置

本装置の概要

 本システムは、温度5℃~+45℃±1℃以内、湿度30%~85%±3%RH(但し20℃~40℃おいて調湿)の範囲の生気象環境(温度・湿度・気流等)がシミュレーションできます。
また、GOTシステム(Graphical Operating Terminal System)機能を搭載していますので、タッチパネル式による運転操作が簡単に入力できる画期的なシステムです。

画像の説明

人間環境制御装置 NIC-3800L5 基本仕様

 温度制御範囲:5℃~+45℃ ±1℃(一定点=制御センサー部にて)
 湿度制御範囲: 30% ~85%RH±3%RH
           (+20℃~+45℃以上にて調湿、一定点=制御センサー部にて)
扉の開閉時や温度、湿度の移行時は温度、湿度の条件が乱れます。

空調方式:層流方式
 室内人員:3名
 熱負荷:約1.5Kw以内(トレッドミル・エルゴメーター)
 換気量:90m3/H

(1)チャンバー
 設定条件により温度、湿度を任意に設定できます。              

(2)空気調和装置
 チャンバー内の空調を行う装置で、冷凍機{冷凍機本体、室外機(空冷式)}空気調和機(冷却コイル、ヒータ、加湿器、ファン)及びダクト等からなっています。
また、氷結防止のため自動霜取装置を備え、室外機は屋外に設置し、冷媒配管で冷凍機本体と接続します。

(3)計測制御装置
   
操作盤 自立型計測制操作盤                1式
表示灯GOT(Graphical Operating Terminal System)(温度・湿度・冷凍機・加湿器・空調機・送風機表示等トラブルシューティング機能装備)
調節計 温度調節計   PID制御方式            1台
湿度調節計   PID制御方式             1台
風速      インバーター可変風速制御

記録計 μR-1000                      1台

(4)ユーティリティ
  動力電源:AC200V 3φ 75A(26KVA) (ブレーカー容量75A)
  電灯電源:AC200/100V 1Φ3W 30A
       一次側電源・給排水工事は含みません。
      
  給 水  15A        
  排 水  塩ビ管40A
  給 気  計測室内の空気を吸入
  排 気  結露防止のため屋外に排出(低温空気の排気があり、保温が必要)
       保温付の100Φのスパイラルダクト等に実験室天井で接続
  

装置の概要と機能

概要
 本装置にはグラフィックオペーレーティングターミナル(Graphical Operating Terminal System以下GOTと表記)と呼ばれるタッチパネルが搭載されています。

GOTは液晶画面とタッチパネルにより構成された操作画面です。

画像の説明

本装置はPLCと呼ばれるコンピュータによって制御され、GOTとの組み合わせによって、随時的確な情報を表示させ、その時の状況に応じたボタンや画面を表示させ、本装置の操作をより簡単に、視覚的に行うことが出来ます。
故障など異常発生時にも、異常表示画面にてその内容を確認することが出来、対処法を表示させたり、異常箇所がはっきり分かるため素早い対応が可能になります。

GOTの各画面の内容と機能
本装置のGOTにはいくつもの画面が格納されています。ここでは、主な画面についてご紹介します。各機能の詳細画面などにつきましてはその都度ご紹介させて頂きます。

グラフィック画面

画像の説明

装置の各部分の動作状況を把握、温度や湿度の設定、各空調装置の操作を行うことができ、異常があった場合はその箇所の表示ができます。

調節計表示画面

画像の説明

温度と湿度のコントロールを行っている器具をそれぞれ、温度調節計、湿度調節計と呼びますが、この画面は調節計の画面イメージを再現しています。
また、表示は小さくなりますがトレンドグラフも表示されており、温度や湿度の監視を重視したい場合に有効な画面となります。

トレンドグラフ画面

画像の説明

運転開始時からの温度、湿度の変化をグラフで表示しています。
180分前から現在までが表示可能です。

画面切り替えメニュー画面

画像の説明

本GOTには多数の画面が含まれています。
画面を切り替える際には、この表示切り替え画面で目的の画面に簡単に切り替えることができます。

このメニュー画面は、各画面にあります[表示切替]ボタンで表示することが出来ます。

サービス専用保守画面は装置の動作設定に関する画面のため切り替えることは出来ません。

運転終了処理画面

画像の説明

停止ボタンを押しますと、自動的に運転終了モードに入ります。
運転終了後直ちに止めてしまいますと、機器内部の熱が排出できず、著しく寿命が低下してしまい、これを防ぐための機能です。
この画面は、終了処理中の動作を表示します。
また、停止後に再運転することもできます。

トラブルシューティング画面

画像の説明

装置故障で警報が出た場合や、動作がおかしい、不安定といった場合にヒントを参照できます。

プログラム運転設定画面

画像の説明

本装置では簡易的なプログラム運転を行うことができます。
この画面で現在時刻の設定、プログラム運転の設定を行うことができます。

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